kingyohime

或る旅人の日記のkingyohimeのネタバレレビュー・内容・結末

或る旅人の日記(2005年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

外国のアニメです。
何となくタイトルが目についてDVDを借りました。

全6話と番外編が1話。
1話が5分足らずで全部見ても30分もかかりませんでした。

タイトル通り、とある不思議な国を旅する旅人のお話。
その旅人は山高帽子をかぶって黒い服装。
ブタのバケモノのような乗り物に乗って旅しています。
会話はなく、ナレーションで進むストーリー。
まるで童話を見ているようでした。

イラストは全体的にブルーと黒、緑の淋しげで優しい色調、そしてイラストは優しく温かみのあるタッチ。

ちょっとどんなお話か紹介すると・・・。
1話目で旅人は淋しげな町を見つけます。
そこに泊まろうかと近づくと・・・。
町は大きな怪物の背に乗っていて、怪物は海に行きます。
海の上にはそんな怪物がプカプカと浮島のように浮かんでいて、旅人はその光る町を寝ることも忘れて見つめている。
そんなお話。

また別のお話では、
旅人はある町の宿屋に泊まっています。
そして悪夢を見た旅人はその悪夢を暖炉で燃やします。
燃えていく悪夢は煙突から煙となって空に上ります。
町中の煙突からはそんな煙がたくさん立ち上り、それが雨となって町に降りしきる。
旅人は今日は出かけまいと思います。
そんなお話。

私は何かを見るとついつい自分なりに意味づけしてしまうので、この短いお話も自分なりの解釈をして見てました。
でも特に意味づけしなくてもこのアニメを見るとフッと力の抜けた感じになるかも~。
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