RyanMihawk

道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48のRyanMihawkのレビュー・感想・評価

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いかにもドキュメンタリーです!という画でBGMなんかもほとんどない
男の暗い声のナレーションが入っている
ザ・ノンフィクションですか?!みたいな雰囲気の調子で映画が進行していく途中途中に船の上やゴミ廃棄場など大阪の至る所で黒づくめの須藤凛々花が赤い哲学書を朗読するインサートが入る…
いや、なんやねんこれ?!テロップもずっと左下にまとめて表示されるので結構見辛い
とにかく何故こんな構成に…と思わずにいられんノリの映画ではある
けれどアイドルが根付かないと言われる大阪の地に根を張ってNMBというグループがいかに活動を軌道に乗せていったのか、というのは見応えのあるものだった
マジすかロックンロールでお披露目とか胸熱やん…その後の新喜劇での下積みの感じもドラマがあって良かった
山本彩さんには無限のリスペクトを送りたい
矢倉楓子さん推します

アイドルの映画なのにおじさんとおじさん(劇場支配人とトップオタ)が膝を突き合わせて「なんで沖田は選抜入りしないんですか!?」をやるシーンが見れる
そしてラストにはその沖田と支配人の面談シーンもある とんでもない異様な緊張感の中、どんな話が飛び出すんだろう…とたっぷり身構えさせられる沈黙の後に男関係大丈夫なのか?という質問 これは…複雑すぎる…ていうかよく撮れたな…
他にも狭い六畳くらいの部屋に集結しCDを箱買いして手作業でベルトコンベア方式で投票し続けるオタクたちや矢倉楓子ちゃんが休日に家族で回転寿司を食べにいくところ等が見れる
ことごとくノンフィクションか??!みたいな映画なんだけど他のドキュメンタリーとは距離感が違う感じも難波らしさってことなのかな…
RyanMihawk

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