『ニック』シリーズもこれが第2作目やそうですが、初めて観ました。
主人公のニックはムチャクチャ強いってわけでもなく、また、ビックマグナムで撃ちまくるわけでもなく（映画の幕開け早々セックスシーンでブチかましてるが、ニックのナニがビックマグナムかは分かりませんが🐢）それなりに引き込まれましたよ。
ダーティハリー症候群にどっぷり浸かってもうた刑事は、本当にありがちっちゃ、ありがちやけど、ヤッパリ、ハラハラドキドキしてみれたかなぁ。
それに、捜査情報が漏れとる（チンコロ）ちゅう設定やけと、簡単にカマかけてへん内容に新しさを感じ面白かったっす。
余談ですが、ダーティーハリー症候群（Dirty Harry syndrome）てのは、ポリが陥る精神状態の俗称のことらしくて。
正義感が強い警察官が陥りやすとされてる。
名称由来は『ダーティハリー』から来てるとのことで。
主人公ハリーが映画の中で、正義の名のもとに犯罪者を自ら次々と『処刑』してゆくというシナリオからやそうっす。
この症候群に陥ると、目の前の犯罪者を軽微な犯罪やっても発砲したり「逮捕に抵抗すっからや」と正当化してしまうそう。
まさに、主人公はこれ！
とは云え、主人公のキャラは激しく現実離れして、上司や同僚との連帯を無視する、全く孤立無援の孤独な一匹狼じゃなく、ほどほどの一匹狼で同僚のポリの活躍とかも見れて、妙に人間らくてイカしてた。 

リベンジするはずがリベンジされる。

良かった点。

・低予算ながら創意工夫が感じられる
・地味だけど要所を押さえている
・クライマックスでの場面転換は良い演出
・クロメルの存在感

悪かった点。

・悪役が少しマヌケに見える
・ニックは無敵じゃないが無敵に見える
・ニックが暴れたくても予算がない

ドイツのアクション映画。
テレビ映画のシリーズ。
ある意味、豪華なテレビドラマ。

ティル・シュヴァイガーが主演の意味がある。
絶妙なバランスを出している。
静と動がある作品で上手く立ち回る。
ただ、何度か暴走しようとして止められる。
意外にもちゃんと言う事を聞いてしまう。

製作陣の熱意が伝わる作品。
ちゃんとした作品を作ろうとしている。
だからこそ出演者も気合いが入る。
主人公は当然のようにキャラが立っている。
脇役だってちゃんとキャラクターがある。

その中で登場するクロメルという人物。
薬物に詳しく、某麻薬組織を追ってきた刑事。
彼の立ち回りで状況が変わっていく。
クライマックスはなかなか強烈な見せ場がある。

期待していなかっただけに良かった。
ティル・シュヴァイガーはいい感じです。

製作陣が本気で良作を作ろうとしている作品。

いきなりニックのおケッツから始まる第2弾

内通者がいたり協力者がいたり、男女共々ボコボコにされる続編でした！

とはいえ、俺様カッコいい！は相変わらずw

娘も相変わらずでした┏(*‘ω‘ *)┓ウホッ



検事ハンナとイイ感じになってワッショイしてたら元嫁&娘に見つかったニック(ティル・シュヴァイガー)。

刑務所にぶち込んだアスタン兄弟から恨まれまくり、賞金を懸けられ殺されかける。

さらにアスタン団はヤクに手を出し始めた模様。

そこでヤクを扱うブズム団を長年追ってきた刑事クロメルと、捜査を始めるのだが……



ニックは素肌にジーパン&革ジャン☆

チクチクしたりベトベトしたりしないのかなぁ(笑)？！

せっかく優しく頼もしい相棒ヤルシンがいるのに、全く誰も信用しないで暴走するニックに、ちょっとイライラしてきましたw

ゴリラな娘に半熟卵作るのも良いけど、仕事仲間も大事にしろよ！

あとモブの刑事、警官たちがほんと無能。
訓練受け直してきてw

そんなこんなで3作目ぇ～( ･ω･)ﾉ