久しぶりのユマサーマンとディムロスにパルプフィクションの再来を期待したのが間違いだった。
何を言いたかったのかが全く解らない。
オーシャンズのようでそうでもなく釈然としないラスト。
続き物かと思わせるが多分続編は無いな。
ユマサーマンがかつての面影無しでこれ本当に本人なの?とガン見してしまった。
ディムロスは終始飲んだくれて見せ場無し。
途中、唯一ハイになれるバーのシーンはデイビットリンチのバーのシーンをオマージュしていたのが良かったけれど、全般にわたってコメディを盛り込むところもあって支離滅裂。
破定したシリアスコメディといえる。
見てる側はどうしていいのか解らない。
未完成感は拭えない。