このレビューはネタバレを含みます
2022/10/29鑑賞。46点。
ロザムンド・パイクを初めて見たのは、小学生の頃に観た【007 ダイ・アナザー・デイ】。それほど長く映るキャラクターではなかったが、非常に印象に残る雰囲気の女優だなと思った。イギリス出身の彼女が、今やハリウッドの大物の仲間入りをしている姿を見ると感慨深い。
・花を持ち続けるブラインド・デート相手
・ミランダの潔癖症
・レイプ犯・ウィリアムが【ケープ・フィアー】のデニーロっぽい。「逮捕理由がレイプなだけで、殺人も平気でやれる」という設定が。
ちなみに、【ケープ・フィアー】の主役を演じたニック・ノルティが本作では主人公の父親役。
・本当に入ってる？粗チンってこと？
〈あらすじ・ネタバレあり〉
ERの看護師・ミランダ(演. ロザムンド・パイク)は、友人からブラインドデートを提案される。
自宅にデート相手のケビンを招いたミランダだったが、その相手はケビンではなかった。
その男にレイプされたミランダは、デートの迎えに来た本物のケビンの通報により病院に搬送される。そして、過去にレイプ犯とレストランで会っていたことを思い出したミランダの証言により、偽ケビンことレイプ犯・ウィリアムは逮捕される。
ミランダは自宅を売却したがっていたが、レイプ現場になったという理由で売却にはかなり時間がかかると。
オペ部門への異動が決まるものの、レイプのショックから手が震えるようになり、細かい作業ができなくなる。
今の状況を好転させる唯一の方法は、ウィリアムと直接会うことだと考えたミランダは、彼に面会希望の手紙を送る。
面会を何度も拒まれるミランダだったが、ウィリアムの気まぐれにより面会が叶う。
以後2人は定期的に面会室で会うようになり、ミランダとウィリアムは友人以上恋人未満のような奇妙な関係を築く。
父・ミッチェル(演. ニック・ノルティ)は、ミランダを心配して愛犬・ベニーを連れて定期的に会いに来るようになる。
ベニーにお気に入りのワンピースを破かれたことを根に持つミランダは、エサに凍結防止剤を混入させて時間をかけて殺す。
そんな中、ウィリアムの仮釈放が決まる。
仮釈放されたウィリアムはミランダの前に現れ、彼女の家のリフォームに力を貸すと申し出る。
ミランダは、凍結防止剤を混入させたレモネードをウィリアムに差し出し、彼は何も疑わずに口をつける。
気分が悪くなり気を失ったウィリアムが目覚めると、体が動かなくなっていた。
ミランダは、ウィリアムの両手とペニスを切断して殺害。ウィリアムが死ぬ間際に、ミランダは「不仲だった母親を殺害したのが、初めての殺し」だと告白する。
ミッチェルに会いに行ったミランダは、自分のやり方でケリをつけたと伝える。
