同監督の『聖なる鹿殺し』がトンデモナイ作品だったので、逆のぼって過去作を観てみたくなりました。
キャスト豪華ですねー。コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、レア・セドゥ、ジョン・C・ライリーにベン・ウィショー、他にも見た顔が。
本作はコメディだと聞き、その心づもりで鑑賞開始。まあ、確かにコメディとも言え、設定も非常に奇抜で面白そうだし、私好みだと思ったんですが･･･。
どうもいまひとつノれず、後半からは疲れ気味に。
『聖なる鹿殺し』がインパクトありすぎたせいでしょうか。でも、共通する要素はいろいろとありました。シュールだし、各キャラとも感情移入しにくいし、変な踊りを踊るし、主人公は裏切るし、騙すし、命乞いするし、わけわかんないとこ多いし、間違いなく同じ監督が作ったとわかります。間違いなくこの監督がヘンタイだということもわかります。この映画を観ると、監督が『聖なる鹿殺し』のことを喜劇だと言ったのもわかるような気がします。
もちろん、万人にはオススメしません。
