Emma

グレース・ケリー 公妃の生涯のEmmaのレビュー・感想・評価

4.5
グレース・ケリー.。.:*♡、もはや代名詞的にその名が使われる伝説の女優、そしてモナコ公妃。女性なら誰しもが一度は夢見るようなシンデレラストーリーを本当に生きた方です。伝説です。


生まれながらの気品と、上品な佇まい。
20代半ばで「グレース・ケリー目指します!」なんて言ったら笑われちゃうかな!笑われちゃうよね!うん、でも憧れが止まらなーーーーーーーい!(笑)


生き方も、佇まいも、美貌も全てが尊敬に値する方ですね。彼女の作品を改めてちゃんと観てみなければ、このドキュメンタリーの良さは半減してしまうなぁと思いました。だから、ちゃんと全部観ようと思います。


美貌と知性で観客を魅了したアイコンとしてではなく、1人の女性として生まれてからモナコ公妃として逝去されるまでのグレースの生き方が、周りの方のインタビューコメントを交えて丁寧に描かれています。


個人的にはヒッチコック監督が彼女を表すのに語ったと紹介されていた言葉がとても好きです。「彼女は、雪の積もった山を思わせる。でもその山は火山なんだ。」


極めてクールに見える彼女の内側には熱い情熱と、負けず嫌いな性格、プロ意識がいつも燃えたっていたけれど、彼女は誰よりも自分をコントロールし、自分自身を笑い飛ばす力を持っていた。

並々ならぬ精神力だと思います。

映画ファンならもちろん知ってるはずの方ですが、映画を見ない若い方は知らない方も居るでしょうね。そんな方にも見てほしいです。
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