まず、これは明らかにネイチャードキュメンタリーではない。強いて言うならば自然大河映画。前半部分の野生動物のシーンは明らかに作為的で違和感ありまくり。有史以降の自然の姿を再現というコンセプトなのだろうが、ドキュメンタリーと銘打っておきながらこれは酷い。
少し野生動物の勉強をしている人なら違和感が半端ないだろう。かなり誇張された自然。野生動物があんなに一同に介しているわけがない。
後半の主張も主観だらけの説教臭いだけの話。ナレーションも間違いだらけ(日本語訳だからか?)かつ前半部分がフェイク映像ばかりなので、自然に対する誠意が感じられず、説得力がない。都合よく自然保護訴えたいだけのクソ映画。