れこーど

この世界の片隅にのれこーどのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
5.0
う、動けない!?なんだ!?うう〜〜ん、観た後に動けないなんて初めてだわ。

日本アニメが遂に辿り着いた1つの頂上。奇跡としか思えない一作。この映画を何が作らせたのだろう。

1944年広島県に住む、絵を描く事の好きな北條(旧姓 浦野)すずさんの話。

映画館で見て欲しいです。それと子供のうちに観て欲しい。子供の頃の感性があったなら、もっと違った感想も持てただろう。小学生から見られれば、大人になってからの感想も合わせて、幾重にも記憶、印象を重ねられ、その人の財産となるだろう。

渾然一体、諸行無常、、、ただただ震えた。ひたすらに凍えていく世界とどこまでも暖かい視線の戦い、葛藤、宥和。和の曼荼羅。
観終わったあと、しばらく動けなかった。刺さった棘(トゲ)はこのまま抜けることはないだろう。、、、当分他の映画はみれないかもしれない。星6。
れこーど

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