Hideko

カミーユ、恋はふたたびのHidekoのレビュー・感想・評価

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)
3.5
原題: Camille redouble
英題: Camille Rewinds

フランス在住の日本人の知人に勧められたのと、マチュー・アマルリック目当てで鑑賞。

残念〜。マチューの出番がほんのちょっとだけ😂フランス文学教師の役でした。

40歳のカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)は仕事にも満足できず、夫からは若い愛人の存在を告げられ、離婚を持ちかけられ…。ヤケになって大晦日のパーティーで酔い潰れた挙句、病院に搬送され目覚めてみると、自分には外見は40歳のままに見えるのだが、周りは15歳の自分の姿に見えているらしい。

不思議なことに、最初は違和感のあったカミーユの80年代当時のファッションが段々と板について違和感なくなってしまいます。

タイムスリップものの最大の主題である過去を変えたり、それに伴って未来も思い通りに変わるのかというところだけれど、起こった摩訶不思議な現象の割には何も起こらないようでいて…でも少しの変化は?誰もが変えたい過去を持っているでしょうから、そこが激しくツボだった人にはハマれる作品でしょうか。自分は残念ながらそこまでハマれなかったです。あの時、こうしていれば…、あれを言わなかったら…自分にも出来るものなら変えたい過去はたくさんありますが😭

物理の教師や時計屋の男性などが醸し出す不思議な雰囲気は『アメリ』を彷彿とさせていました。

80年代当時のカラフルな弾けたファッションや音楽、可愛らしいインテリアなどは観ていて楽しめましたね。
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