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カミーユ、恋はふたたびのryusanのレビュー・感想・評価

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)
3.4
タイムトラベル×人生のやり直し

カミーユは40才、あれほどに愛し合った夫エリックとの愛もすっかり冷め、今は酒乱の冴えない女優。そして年越しパーティーですっかり飲みすぎ倒れてしまう。カミーユが病院のベッドで目覚めると、そこはなんと25年前、他界したはずの両親が心配して迎えに来る。両親を気遣いながらも親友の女友達と再びの青春を謳歌するカミーユ。学校では出会った頃の若いエリックが言い寄ってくるが、二度と同じ過ちを繰り返したくないカミーユは彼を避け新たな恋を探す日々。果たしてカミーユは2度目の人生で新たな幸せを手に入れることが出来るのか?

通常は15歳に戻ると見た目も若返るパターンが多いが、本作では見た目はすっかりおばさんのまま、でも周りは15歳に見えるという設定。青春の過ごし方や倫理観などフランスぽっくてよろし。人生で変えられる事、変えられない事、変えたい事、変えたくない事の間で揺れ動くカミーユの機微が落ち着いた演技でじっくり描かれた良作です。

「ペギースーの結婚」の超オマージュ作品。

タイムトラベルカテゴリー:1A (現在→過去)

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