ベン・フォスターの演技力たるや…!役作りが凄まじすぎィ!!!
全編通してベン・フォスターの目が怖すぎて「ホラーなの?」状態。
アームストロングのドーピング事件は知ってはいたけれど詳しく観てると「実話なのかよこれ…」とげんなりする。
渇望していた勝利に一度味をしめた彼の、それへの執着の化身へと姿を変えてしまったアームストロングの姿を見事に演じきっていた。
クリス・オダウド大好き人間からすると、オダウドの大家族のパパ姿とかメガネをかけたりヒゲが生えてるバージョンと生えてないバージョンが見れたりとか、猫背でトボトボ歩くところが見れたりなど、本当に「ごちそうさまです!」という感じだった。
宗教描写が怖かったり、みんな意外とダイレクトに欲望むき出しにしてきたり、狭い世界ならではの気持ち悪さだとか、何しろドーピングシーンが生々しかったりだとか、とにかく「こわ〜い」映画でありました…