真っ黒こげ太郎

Ataque de pánico!の真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

Ataque de pánico!(2009年製作の映画)
3.8
”宇宙戦争”にして”地球が静止する日。”


突如地球に空飛ぶ円盤と巨大ロボットの軍団が襲来。
円盤とロボット達は人類に総攻撃を開始する。



空飛ぶ円盤と巨大ロボット軍団の襲来を描いた、短編パニック映画。
監督は後に「死霊のはらわた(リメイク版)」や「ドント・ブリーズ」で一世を風靡するフェデ・アルバレスさん。

5分もない自主製作の短編で、今作がサム・ライミさんの目に留まり一大ヒットメーカーに大出世したワケですな。
(因みに、ネットでアッサリ見つかります。)


内容は単純に円盤と巨大ロボに人類が襲われる様を描くだけ。
登場人物も群衆だけで、台詞はガヤ連中ぐらいでほぼなし。
ですが、自主制作にしてはパニック描写がしっかりしており、下手なsyfyチャンネルのB~C級テレビ映画よりも群衆のパニックをしっかり撮れてます。w
ロボット&円盤&戦闘機&爆破は全てCG丸出し君。
でも、案外見せ場方が良いのか、ちゃんとパニック物として見入る。
ラストのアッサリ幕引きなオチも悪くない。



まぁ、単に地球侵略される映像見せてるだけだし、そんなに面白味はないかもね。
でも、出来の良いB級テレビ用パニック映画を見て「案外良かったなぁ!」と思える程の満足感は得られたね。(なんだそれ)

でも正直、今作だけならsyfyチャンネルのテレビ映画畑に連れてかれそう(爆)だが、ちゃんとサム・ライミさんという才人の目に留まって出世に繋がって良かったなぁとしみじみ思うのでした。w