taiga

シン・エヴァンゲリオン劇場版のtaigaのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2021.03.08
先ほど映画館から帰ってきました。

まさに終劇。
ここまで緊張して見た映画はないと思う。
4時間でも5時間でも多く、もっと見たかった。
まだ放心状態で、内容を言語化するどころか、脳内でも整理出来ていない。
あと2回は劇場で見たい。
にわかファンではありますが、少し感想を書いてみようと思います。

※ここからネタバレ

※思い出したことを時系列関係なく書きなぐります(レビューとかではなく自分の中でのメモと思ってください笑)

序盤でQのサクラのオマージュかのようにトウジがいきなり登場。
過去のエヴァの戦闘により妹のサクラが入院していたこともあったのか?、医者のような設定にもグッときた。

シンジが腐っている中、レイ(仮称)は周りのリリンと共に人間性を確立していく姿もシンエヴァでしか見られないシーンで新鮮味があった。
(リリン達が当たり前に生活している姿を見てこれは本当にエヴァなのか?笑、とも感じたw)

加持とミサトの間に息子がいること。
加持が破のラストシーンの続きとして、ミサトにお別れをしているシーンが出てきたことにも涙腺が緩む。
シンジがミサトに対して、息子は良い奴だったと伝えるシーン。
贖罪をしようと、人が変わったかのように、Qからずっと髪をしばっていたミサトがラストで髪をほどき、僕らが見慣れたミサトの髪型になった時は本当にグッときました。鳥肌。

ミサトがヴィレの戦闘員を説得しようとするシーンはまさに母親かのように思えた。
(ミサトは実の息子に重ねてシンジに愛情を注いだのかな)
アスカが言っていたように、思春期のシンジに足りない母親の愛情のようなものをシンジがミサトから享受し、シンジの覚悟は固く結ばれたと感じた。

今までとは違う『大人』になったシンジを見て、上映中「ほんとに終わりなんだな・・」と感じながら鑑賞していました。

後半の戦闘やら、今作で新しく出てきたワードなどは1回じゃ考察しきれないのでまた後日。笑

今作では、劇中で丁寧な解説があったのもすごく良かった。
また、散らばったピースが1つずつ繋がっていく感覚がものすごく気持ちよかった。ニヤニヤしてしまった。

エヴァンゲリオンに出会えて良かった。
ありがとう庵野監督。お疲れ様でした。
taiga

taiga