ひええ

Cu-Bop(キューバップ)のひええのネタバレレビュー・内容・結末

Cu-Bop(キューバップ)(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ルケス・カーティスの大ファンである父にすすめられて鑑賞。
キューバは確かに国としては貧しい国なのだけれど、そこに住む人々の幸せそうな生活を、わたしはとても羨ましく思った。きっと音楽と生活が密着しているせいだ。
例えば、楽器や楽器ではなさそうな物体を手に、ガレージのようなところに皆でぎゅうぎゅうに集まってとんでもない演奏を繰り広げるのだが、そのすぐ後ろではおばさんがご機嫌で洗濯機を回している。
それにしても皆、楽器が上手すぎる。どんなに速い演奏でもリズムは全くブレないし、その狂喜の渦のようなグルーヴに聴衆を巻き込み、たちまち魅了してしまうのだ。
聞くところによると、キューバの音大は相当に教育レベルが高いらしい。文化芸術の教育というと、経済的に豊かな国に限られるように思えてしまうが、決してそうではないようだ。不思議なのだけれど。いや、そうあるべきよなあ。
キューバ、いつか行ってみたいな。
とりあえず、この映画のサントラと、アクセル・トスカのアルバムを聴く。
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