ボリ

パーティー51のボリのレビュー・感想・評価

パーティー51(2013年製作の映画)
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都市開発により立ち退きを命じられたうどん屋と芸術家たちが共鳴し、うどん屋のビルの中で1年半毎日イベント打ち続けどんちゃん騒ぎ、誰にも手出しできないよう反乱する話。下層の連帯は強い。バカで意味不明で外から見ればなんだか恐ろしいから。自虐的なユーモアでマヌケ感あるのに自分たちで電気やらガスやら工面してて自治能力は高い。完全な理想郷で羨ましかった。最近はリベラルな発言をすれば、それだけでその人は正義で他人に寛容で良い人みたい、とにかく息苦しい。バカは正義じゃないし、良い人はバカでもないからこういうマヌケな反乱はどんどん起こりにくい空気になっていく気がする。マヌケは隙間を見つけて抜け出す事らしい。なんか気持ちいい所に行きたい気持ちになった。
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