Jeffrey

テラー・トレインのJeffreyのレビュー・感想・評価

テラー・トレイン(1980年製作の映画)
2.5
‪「テラー・トレイン」‬

‪冒頭、真冬の中医学生の卒業パーティ。悪ふざけによる事故。布に身体を巻き付け、笑う生徒。悲鳴、汽車、密室の事件。時は3年後、復讐、手品、殺人。今、1人ずつ惨劇に襲われる血塗られた祭りが始まる…本作はR.スポティスウッド監督が描く動く列車内での密室殺人を描いたホラー映画だ。主演は絶叫クイーンの異名を持つJ.L.カーティス。4、5年ぶりに鑑賞したがこの映画冒頭から犯人が誰だか感のいい人なら直ぐにわかってしまう…。それが唯一の欠点だが、基本的には丁寧に作られていると感じる。いくつものコスチュームが印象的で、終盤のカーティスとの血まみれの惨劇バトルが中々ハイテンションで楽しかった。それまでが案外退屈でのろのろと描かれる。‬ ‪80年代の王道である映画と言えばそれまでなのだが、雰囲気はやはり堪らない。あと、カッパーフィールドの演技が個人的には好きだった。カナダ産ホラーの良作とは言える…後にリメイクもされたが本家本元の方が断然いいのは確か‬。
Jeffrey

Jeffrey