潜在的な他者への恐怖が、暴力性に転じてしまうことは(直接的にも間接的にも)日常的にあるかもしれないけど、それをむき出しにした化身が街に現れたらどうなっちゃうのよ！？っていうフィクションを楽しめる映画です。
ただ、それだけです。それに特化しているとも言えます。
だから、憎たらしい他人をぶっ飛ばすイフで常日頃遊んでいる方々にとっては、いい玩具になると思います。私にとってもいい玩具になりました。
最初はボコボコにされますが、リベンジの度、どんどん強くなります。
後半は立ち回りも上手くなり、ステップとか踏んだりしちゃいます。
いや暴力性として、技術の進歩はどうなの！？そこは怪力とかじゃないの！？と私は笑ってしまいましたが、技術を取り入れてまで他人に向けたい暴力となると、それはまた怖いのかなぁと思ったりもしました。
