ロマンポルノやピンク映画を観る楽しみは「やらしい」以外にお金のかからないアナログな手法でとてつもない映画的なファンタジックをたまに目撃できることである。
今回は小林政広さんの脚本。
主人公は新妻で都心のカルチャーセンターに通い小説家を目指している。小説家志望の悪い仲間から「小説家は地獄を体験しないと小説を書けない」とそそのかされる。彼女の地獄とは不倫すること。旦那に相談して公認の上不倫する…
ピンク映画としてはリズミカルにファックシーンが展開してお約束は守られる。
まあ、話としては色々あっても最後は夫婦二人で、みたいな落としどころかと勝手に思う。
が、ちょうど半分に来たところで「スコーン！」と足元すくわれてあっという間に倒れて空を見上げる見たことない景色見たみたいなことになる。
ひゅ～っとどこか知らない所へ連れていかれるような驚き。
びっくり！！！
なんか書くとネタバレになるので書けない。
おすすめですよ。
