ある程度80年代のカルチャーをオンタイムで体験していないと拾えないネタがちりばめられすぎているので、その部分が初見という若い世代のには、ストーリー展開でひとまず楽しんでもらうことになるのだが...
これを観終わった後で「80年代を改めて勉強してもらうきっかけとしての作品」と考えれば、そこそこ良い教材。
ここでそれらの作品陣を語ってしまうとネタバレになるジレンマ。
「本作鑑賞前にコレとアレを観ておくと一層楽しめます」って言ってやりたい。
仮想空間にこもってばかりいないで、現実世界も楽しめ!というメッセージをベタに放ってはいるが、ゲーム主体の仮想空間危惧だけに留まらず、仮想通貨に関してももう少し突っ込んだ比喩で掘り下げれば、深みが増したんじゃないかな?
良くも悪くもド・エンタテイメント。
娯楽映画の王道という意味でもIMAX3Dでの鑑賞が理想!