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レディ・プレイヤー1のmoviefreakのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

オタク最高!!
と思わせてくれる映画です。

スピルバーグ監督もオタク...多分、映画・アニメ監督、漫画家、作家、ゲーム作成者などあらゆる分野で活躍されている方々もオタクだからこそ素晴らしい作品を生み出せるのですよね。

オタクをイジメる人が沢山いますが、馬鹿ですね。

オタクにしか素晴らしいものは生み出せない世界があるし、馬鹿にしている人達が使っているスマホやパソコンだって、オタクのスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが生み出したもの。

現実世界に辟易している人達にとってオアシスは、夢の世界。

きっと現実の人達もそういう場所を求めているはず。

ただ『食べ物の美味しさはオアシスでは味わえない』の言葉通り、現実には現実にしか味わえない素晴らしいものが沢山あるのも事実。

それを、全てが手に入る現代の人達が見失っている...というメッセージを同時に伝えたかったのでは?と思いました。

この映画を観る前に、予備知識は持っていた方がより一層楽しめます。

特に映画「シャイニング」は、絶対に観て欲しい(出来たら、ジョン・ヒューズ監督の映画も)。

メカゴジラ、キティちゃん、ガンダム、チャッキー、バットマン、キングコングなど知っているキャラクターが沢山登場するのも楽しい!

主人公ウェイドの乗っている車が「バックトゥーザフューチャー」に出てくるデロリアンだったり、そのウェイドが恋する女性サマンサが乗っているのが「AKIRA」の金田バイクだったり、かつて子供だった今現在40代、50代の人達は特に楽しめる映画。

私は、ゲームの知識は全く無いけれど知識が無くても楽しめる...三つの謎を解き三本の鍵🗝🗝🗝を探し出し、金のたまご🥚を手にする...という冒険やミステリーが主体なので、現代の子供や若者でも楽しめる映画だと思います。

そして、観た後はぜひ過去には素晴らしい作品や物やキャラクターがあったのを知って欲しい。

『俺はガンダムで行く!』というセリフは、森崎ウィン君が考えたというのも日本人には嬉しいエピソードの一つ。

主要なメンバーが、アメリカ人、イギリス人、アメリカ人(黒人)、中国人、日本人というのも世界平和や差別を無くしたいというスピルバーグ監督の願いがこもっているのでは?

ただのSFアクション映画ではなく、メッセージ性が沢山盛り込まれた作品だと思います。

現実の世界を大切にしたい、楽しみたい...と思わせてくれました。
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