Emi

ベイビー・ドライバーのEmiのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
4.2
カーアクション、クライム
天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしているベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することができる。そのため、こだわりのプレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めるが、ベイビーの才能を惜しむ犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになる。

音と映像のシンクロが素晴らしいこちらの作品💁‍♀️
往年のヒットソングをBGMに映像が展開していくと言う方が正しいかもしれない。
もちろんシーン毎に楽曲は厳選してるのだろうけど、本人のテンションやシーンの雰囲気にも合った絶妙な選曲は秀逸。
ロック、ソウル、R&B、ヒップホップと多彩なジャンルを盛り込みいつもの調子で追手を撒くベイビーはどこか儚げで孤独。
オープニングシーンでベイビーが疾風の如く運転する車がスバルというのは少し嬉しかった笑
ラストシーンはデボラが出所日にアメ車で迎えにくるのですが、いわゆる‘愛でるための車’と、オープニングシーンの‘走るための車’のコントラストがすごく良かったな、と思いました。
Emi

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