8/2のジャパンプレミア試写会にて一足早く鑑賞🌸
公開前から製作中の写真やポスターが出るたびに本編を観るのを心待ちにしてきたので、ジャパンプレミアにはとびきりのピンクコーデで参加してきましたー！🌸
会場にはピンクコーデや劇中のバービー／ケンの衣装を再現されている方ばかりで、劇場内の雰囲気自体が幸せでした😍💖
そして内容はポップな世界観からは想像もつかないぐらい、いい意味でめちゃくちゃ期待を裏切られて途中からスクリーンが見えなくなるぐらい号泣してしまった😭
予告編やポスターのポップな雰囲気から、てっきりトイストーリーみたいな、子供向けの話かと思っていたら大間違い。
男社会と女性の社会進出というテーマを軸に物語が展開していくので、大学でフェミニズム・女性史を専攻していた身としてめちゃくちゃ刺さりましたー！
私自身、"女性だから"という理由で諦めてきたことがたくさんあって、就活中も「女の子だから事務職がお似合いじゃない？」「女の子にうちの会社は向いてないよ」等、やる気も資格も能力もあるのになんで最初から負け戦なの？と何度も何度も理不尽な思いをしてきたんです。「男性に生まれたかった」と思ったことも何度もありました。
だからこそこの作品に込められた「私たちは何にでもなれる」というメッセージがまさに自分の経験と重なって、めちゃくちゃ刺さって、涙が止まらなかった。
作品の評価が賛否両論分かれているとのことですが、おそらくその原因はこのフェミニズム的側面かな。
私はいい意味で期待を裏切られましたが、可愛いバービーランドのイメージを期待して観に行った人は「思ってた内容と違った」と感じてしまったのかも。
Barbenheimer騒動について。
こちらはTwitter( @yui_1122_0709 )に投稿したことを再度記載します。
マーゴットロビー演じるバービーは「典型的なバービー」として描かれているけど、黒人、アジア系、妊婦から車椅子まで、多様なバービーがいたのが印象的でした。
だからこそ #Barbenheimer の件は作品に込められたメッセージとも逆行していて「米公式アカウント本当になにしてくれてるの！💢😫」の一言に尽きる。
そして映画を観に行ったからといって、もちろん原爆の件を肯定している訳ではないです。制作段階からずっと楽しみにしていた映画だったので、観に行く人＝差別容認派みたいになってしまいそうなのがただただ残念でしかない。
原爆の件で気分を害された方は多いと思うので、観る／観ないはもちろんご自身の判断で。
内容が良かっただけに、大きな声で「オススメです！」と言えないのが悲しい。
この件を別として考えるのであれば、私としては現代社会を生きる女性たちに是非とも観てほしい作品です。
