風来坊

ベルセルクル オーディンの狂戦士の風来坊のレビュー・感想・評価

2.0
西暦835年のイングランドを舞台に、儀式によってベルセルクル(狂戦士)と化したバイキング達の人間狩りの標的にされた人達の決死の反撃を描いたサバイバルアクション。

うーん…これは面白くなかった。使い古されたバイキングのテーマに狂戦士というスパイスを入れて新しさを出そうとした意図は分かるし、アイデアは決して悪くはない。
しかしテンポは悪いし、肝心の狂戦士もゲーム世代の私のイメージだと完全に意思を失い、敵味方関係無く目の前の物を手当たり次第に粉砕していくのが狂戦士なので、この映画の狂戦士は意思が残ってるし命令には従うで私の望むものとはかけ離れていました。

おどろおどろしさは出てますけど雰囲気程度。アクションシーンも熱さがなくイマイチ。
期待したんですが全体的に中途半端で残念でした。それでもアクションとしてではなく、怪奇アクションという感じで観ると良いかも知れません。
風来坊

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