おひるね

レディ・バードのおひるねのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.8
女子高生が高校卒業を目前にいろいろな問題に直面し成長していく過程を描いた青春映画です。話の内容的に「6才のボクが大人になるまで」と似てることろがありましたが、口数少なく気怠げなメイソンと違いレディバードはわがままでアグレッシブ、この年頃にありがちな見栄っ張りな部分を存分に持ち合わせています。
自分も彼女と全く同じ状況下にいるため心情がとてもよく理解出来ました。物語終盤でレディバードが自身の部屋の壁を塗り直すシーンがあるのですが、小さく書かれた元カレ達の名前の上を白いペンキが走るシーンは無性に泣きたくなります。
ティモシーシャラメが凄くカッコよくて内容もチャーミングな映画ではありますが、アカデミー賞ノミネート作品にしては普通すぎるかなという印象です。
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