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美しいとき/サマータイムのsのレビュー・感想・評価

美しいとき/サマータイム(2015年製作の映画)
4.4
流動的な都会で誰と恋に落ちても誰も気にしないけれど、広大な土地に反してコミュニティとマイノリティの狭い田舎ではそうもいかないのは何となく今も同じな気がしています それでも美しく見える田舎の景色、どうしてもこんな映画が好きになる。

男と女 都会と田舎 マインド 家族 反する要因が2人を強く引き寄せながら少しずつ歯車をずらしていく
家族も仕事も地に根付きそこでしか暮らしていくことを知らないデルフィーヌが生活を守ることを優先しようとしたのは当然であり、キャロルが自由と誇りを持った都会の暮らしを捨ててまで彼女に注いだ愛と同じものを求めるのもわかる 母も彼も誰しもが(世間的な)倫理や道徳的に反したことは何もしていないからこそ余計に見ていて苦しい 何を異質で悪とするか、時代と共に変わっていくね
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