旧約聖書に出てくる「バベルの塔 」をご存知でしょうか。
バベルの塔の内容を簡単にまとめると
人間はみな同じ言葉をしゃべっていた。
彼らは天に届くほど高い塔をたてようと考えた。
一致団結し塔をたてる人々の姿を神は見て、自身の存在を脅かすかもしれないと危惧する。
そこで神は人間の言語をバラバラに変えたのである。
言葉が通じず意思疎通がとれなくなった人々は、塔を完成させずに解散してしまった.....
サグラダファミリアの映像を見て、この話がふと頭をよぎったんです。
人間達の言葉がバラバラになったせいで完成されなかった塔。
それに対し様々な人種が集い、何百年もかけてつくりあげられているサグラダファミリア。
そうはいってもサグラダちゃんも、建築反対運動や地下鉄問題など様々な困難に巻き込まれているんです。
「バベルの塔のように未完で終わるんじゃない？」
なんて嫌味を言われる事もあったかもしれないですよ！
けれど完成は近づいているんです。
紙やペンなどアナログな方法で建てられていた建築初期。
パソコンを使いながら作業が進む現在。
何世代にも渡ってバトンタッチされてきて、ほんとに長い長いリレー。
100年に渡る時代が混ざり合っているのがサグラダファミリアなんですね〜
