ストーリーはツッコミどころ満載というか、ツッコミどころしかない本作はアメリカのテレビ放送用の映画らしい。
なので、正直こりゃ観ないほうが良かったかな?なんて後悔していたが、ガーゴイルなる悪魔が登場してから面白くなった。
というか、この悪魔も手下のモンスター達の造形も、本作に似つかわしくないほどグレードが高くて素晴らしい!
そんな本作の特殊効果を担当していたのはスタン・ウィンストンという人で、後に「ターミネーター」などで数回オスカーを受賞している大物。
だからストーリーの良し悪しには目をつぶって、モンスター達を観るだけでも本作の価値はあるよ。
少なくとも幼少期に「仮面ライダー」や特撮ヒーロー&戦隊ものにハマっていたぼくと同世代の映画ファンなら本作を楽しめる筈です。
それに若かりし頃のスコット・グレンが、本作でそれなりの重要キャラを演じているのも面白い。
そんなわけで、観て良かったですわい。