コング先輩が格好良すぎてイケメンなどという軽々しい言葉を使ってはいけないのではと思わせるほど。これはあれですね、男前と言いましょう。
生物の造形がステキです。どうしてもハリウッドの怪獣映画となると生物としての整合性みたいなものに引っ張られがちになる気がしますが、割と本作の生き物どもはそういう手癖から(比較的)解放されてるように思いました。
ジュラシックワールドの最後の方たしかに燃えましたけど、本作を見てからだと「あれは恐竜プロレスという『図式』に燃えていたんだな」ということにも気付きます。本作はその先のプロレスそのものをきちんと格好良い絵づらで描くことに成功していると思えました。