ドナゴン

イーストサイド・寿司のドナゴンのレビュー・感想・評価

イーストサイド・寿司(2014年製作の映画)
3.9
米国で日本人として起用される俳優さんて明らかにチャイニーズだったりしますが…

この映画はきちんと日本人を使っていた。
料理に関してもアメリカで提供するのでやはり日本には無い感じの料理になってしまうが、握り寿司は伝統的なものを出していたり、ネタは新鮮なものを毎日仕入れていたり、と日本食へのリスペクトが感じられてよかった。

アキ以外の板さんは日本人では無いし、設定も日本人ではないのでカタコトです。

そういえば、女性の寿司職人て見たことないです。別にいたっていいやん?と思いました。
ましてや、好きであれば人種も関係ないね。
この前は料亭に行ったらパキスタン人の人が接客してて、むしろそのギャップがおもしろかったね。きちんと接客してくれたし好感をもてました。

後半でフアナが寿司職人コンテストに出るシーンは、Netflixとかでよくある勝ち抜き戦である様な演出で笑いました。太鼓とかの過剰演出ありましたが、まぁアメリカでやるとこうなるわな。

ヨシダさんのお店なので、ヨシダさんがOK出さなきゃ何も通らない訳ですが…
そういえば「こうしなきゃならない」ってどこから出てくるの?って思いますね。
好きならいいやないか。って。

最後は良い終わりかたなので良かった良かった。
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