ハジメ

エリザベス 神なき遺伝子のハジメのネタバレレビュー・内容・結末

エリザベス 神なき遺伝子(2014年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

駄目だった。
「映画が描いてはいけない領域」とか「タブー」とかいう言葉につられて観たが期待外れ。
 まずなんかいろいろ引っ張って盛り上げようとしてるけど、大したタブーではない。現実では問題になるだろうが、創作物としては目新しい設定全くないがない。
 ならば一種の非人道的行為に対する葛藤や、人々の描写を観るのかというとそれも違う。研究者は割と早い段階で、社会の批判的意見を聞き「こんなはずじゃなかった」と落ち込む。
主人公は何も考えてなかったのか? 社会経験無いのか? と呆れる。
しかも、クローンを作った理由が特にない。家族の病気を治すため等の差し迫った理由があるわけでもなく、社会に対する準備もなく、かといって強い好奇心、探求心がの為に自分の道を貫くわけでもない。対応も場当たり的で機転を利かせるわけでもない。
 軽いノリでクローン作ったら嫌な目にあった、そういう作品である。
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