中島晋作

餌食の中島晋作のレビュー・感想・評価

餌食(1979年製作の映画)
4.6
成田空港に降り立ち、レゲエを鳴らしながらふてぶてしい顔でのさばり歩く内田裕也、俺はファッキン・ジャパニーズだ、と言う。暴走族とピンサロ嬢、不具者の老人との同居生活。戦争の記憶は、戦争を知る者の死体、その痕跡(白線)の中にあるが、現代人はそれを踏みつけにする。だから全員殺す。
中島晋作

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