マリちゃんとのバレンタインデートムービー❤️
バレンタインにちなんで、可愛い恋愛作品から2人の好みでチョイス😍💓
1945年4月にヒトラーが自害し、ドイツは無条件降伏文書に調印。
第二次世界大戦の終結にイギリス国民が沸いた5/7の夜。
後のイギリス女王エリザベス2世が、妹マーガレット王女と共に外出を許され、国民と共に戦勝を祝った、という史実からインスピレーションを得て描かれたフィクションドラマです✨
自身も軍隊に所属し、戦争終結を王女として誰よりも願っていたプリンセス・エリザベス。
そんな彼女が戦勝記念に沸くロンドンへ繰り出したことで、とある兵士と想いを通わせ、安全な宮殿から見ているだけではわからない戦争の悲惨さや、勝つために必死に戦ってくれた国民への感謝を改めて感じ、次期女王として何か大切なものを得る様子が、丁寧に描かれていました。
爆撃されて目の前で戦友を看取り、それを理由にほんの少しの休暇を願い出たことを責められる若い兵士・ジャック。
国のために何年も前線に身を置いていた兵士が国に失望する姿に、素直に反省するエリザベスの表情がなんとも言えず、心に沁みました。
エリザベス王女を演じるサラ・ガドンの、可憐で可愛らしく、しかしとても理知的な若い王女像がもう完璧っ✨
ジャックとの交流を経て、翌朝宮殿に帰った後のエリザベスの表情は、もう19歳の少女ではなく、威厳のある元首の顔でした。
夜の間ずっと妹を探して走り回ってクタクタのはずなのに、きちんと両親と朝食を取り、そして外国大使との謁見に「出席させてください」と申し出る、その意志の強い瞳。
そしてジャックを見送ったのち、恋する少女らしいはにかみを一瞬見せた後、一気に逞しい元首の顔へと戻るその変化が、目に焼き付いて離れません。
なんとも気持ちよく、そして未来への希望に溢れたラストに、胸が心地良さで満たされました☺️
マリちゃん、忙しいのにまたデートムービーありがとう🥰💖
この作品全く知らなかったから、マリちゃんのおかげで出会えて嬉しいっ(●´ω｀●)
【ストーリー】
1945年5月8日、ドイツとの戦争に終止符が打たれたロンドンでは、人々が戦勝記念日を祝っていた。
この機会を逃せば二度とチャンスはないと察した19歳のエリザベス王女（サラ・ガドン）は、父親の国王ジョージ6世（ルパート・エヴェレット）に対して宮殿の外に出たいと懇願する。
何とか許可をもらえた彼女は、妹マーガレット（ベル・パウリー）と共にオシャレしてお忍びでホテルに向かうが…
【キャスト・スタッフ】
＊監督：ジュリアン・ジャロルド
『キンキーブーツ』でみりぺでぃあ記載済のためお休み💤
マリちゃんとの前回のデートムービー『キンキーブーツ』と、まさかの同じ監督🤣💓
＊エリザベス王女：サラ・ガドン
カナダ出身🇨🇦
10歳のころから子役として活動を始め、TVドラマ『ニキータ』(1998)でデビュー🌟
その後TVドラマで5年ほどキャリアを積んだのち、2003年に『Fast Food High』で映画デビュー🌟
主な出演作は『複製された男』『アメスパ2』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』など。
＊マーガレット王女：ベル・パウリー
イギリス出身🇬🇧
TVドラマ『M.I. High』(2007-2008)でデビューと同時に主演に抜擢され、しばらくはTVドラマでキャリアを積んだのち、2009年に『Tusk Tusk』で舞台デビュー🌟
2015年に『ミニー・ゲッツの秘密』で映画デビューと同時に主演を務め、ゴッサム・インディペンデント映画賞の女優賞を受賞しています✨
主な出演作は『マイ・プレシャス・リスト』『メアリーの総て』など。
＊ジャック：ジャック・レイナー
アイルランド出身🇮🇪
2010年にTV映画でデビューしたのち、2012年に『リチャードの秘密』でデビューとともに主演に抜擢され、アイルランド映画&テレビ賞で主演男優賞を受賞しています✨
その後ハリウッドにも進出し、『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014)や、『ミッドサマー』(2019)に主要キャストとして出演しています✨
その他の出演作は『マクベス』『シング・ストリート 未来へのうた』『ビリーブ 未来への大逆転』など。
