Emi

何者のEmiのレビュー・感想・評価

何者(2016年製作の映画)
4.0
何者
大学で就活に励んでいた拓人、タクトが密かに想いを寄せる瑞月、瑞月の元カレ・光太郎、瑞月の友人・理香、理香と同棲中の隆良。就職活動中の5人は定期的に集まって情報交換をすることに。だが、内定者が現れたことでそれぞれの本音が露わになる。

だれもが経験する、したであろう『就活』をテーマに、人間関係やSNSを絡めながらテンポ良く展開していく。
原作朝井リョウの小説、『桐島部活やめるってよ』の瑞々しい作品から一転、ホラーかい!と突っ込みたくなるような大学生の内面が、ドロドロしく禍々しく描かれる。
桐島と同様、烏丸ギンジが最後まで出てこなかったのも良かった。
こちらも二階堂ふみちゃんと菅田将暉氏に始まり、錚々たる顔ぶれのキャスティング。
脇を固める山田孝之と岡田将生がまた、作品に良い安定感を与えている〜。
拓人の裏アカツイートが明かされるシーンよりも、理香と拓人が家で一騎打ちするシーンにドキドキした!⭐️
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