MikiMickle

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>のMikiMickleのレビュー・感想・評価

3.0
ニンジャ・タートルズの新実写化の2作目。かつ、過去のリブート。

地下に潜む亀ニンジャたちが今回も影で頑張るっていう話
だが、彼らもティーンエイジャー。外にも出たいミケランジェロもいれば、レオナルドとラファエロとの内輪揉めもある。前作で世界を救ったのに、持て囃されるのはアホなカメラマン。鬱憤もたまったりします。

一方、宿敵シュレッダーは、マッドドクターや、アホな子分ビーバップとロックステディ(個人的にこのネーミングセンスが好きw)と共に、新しく世界征服の悪巧みを…

前作にもでてきたミーガン・フォックス演じるエイプリルちゃんや、今回新しく加わったNY市警のケイシーと共に、分裂したタートルズたちは果たして地球を救える事ができるのか?
っていうストーリー。


突っ込み所がすごい
初っぱなのエイプリルの女子高生コス(無理があるw)から始まり、ケイシーはホッケーマスクかぶってるし、新しい敵は宇宙人だの(キモい宇宙人)、時空のなんちゃらだの、アホ囚人ビーバップとロックステディがいのししとサイのミュータントになって更にアホ度が増すし(おバカでいとおしい❤)、一言で言えば「バカじゃないの?」映画

どれだけ突っ込んだかわからない
涙流しながら突っ込んでたわ

が、案外、切ない部分もあって、
そもそもタートルズというのもは日陰のヒーローであり、全く陽の当たらない亀…
…亀w…肉肉しい亀ニンジャww ごめん、亀で笑ってごめんよwww

真面目に語ると、様々な映画で影のヒーローはいるけど、彼らは亀で、でも気持ちはティーンエイジャーなんだ。そして、世界を救おうという気持ちがあり、かつ悩みも多い。その様々な心情を前作よりも前にだしていた。見た目故、人からは化け物だと思われる。でも、自分たちは個々の生き物だ。認めて欲しい、普通に接して欲しい。そういったフリークス映画でもあるのだと思うのです。
だから、この映画は、ストーリー的には爆笑ものの、単純に楽しめるアクションとがあるものの、一言でそれとくくれない深さもあると思うのです、多分…www

いや、でも、バカ映画だな、やっぱり。前作に増して悪役の個性も出てたし、脇役のアホさも際立ってたし(なんてったって、ホッケーマスク)、エンターテイメント映画どれだけしては文句ない♪愉快、愉快。そして、喧嘩しても仲良しの彼らが好きよ、巨大亀だけど❤
カワバンガ‼‼
MikiMickle

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