剣々

デッド・ノート/デス・ノートの剣々のレビュー・感想・評価

3.3
罪人には裁きを…

とある警察署に着任したレイチェル
初出勤の途中、交通事故を目撃するも被害者が忽然と姿を消してしまう
ドライバーを連行し勾留すると、その後被害者の男性が署へと連れてこられた
男性は人の名前が書かれた一冊のノートを所持し、身元を照会すると既に死亡しているという
一体この男性は何者なのか…
そして長く不可思議な夜が幕をあける

タイトルだけ見ると某コミックのパクリみたいな本作を鑑賞
先に言ってしまえば全くの別物です!
警察署に集まった人々がそれぞれの罪を暴かれ、そして罰を受けるが如く死を迎える作品ですね
バイオレンスな描写もあるので苦手な人はご注意を!

なんとなくフワッとした世界観ではありますが、序盤から不気味な空気感を演出するのが中々に上手い!
ただちょっと間延びしてるように感じるのが偶に傷ですね
謎の男性もラストまでほんと謎だし、全てお見通しな雰囲気もあいまりミステリアスで渋カッコよかったです
そして警官含め登場人物の大半がほんとクソ野郎だらけ!そりゃ罰も受けるわ!!
特に医者が酷すぎる…なんて酷いことを…

初めは不気味さが強く、心理的な追い込みやちょいホラー演出もありつつストーリーが展開されていきます
そして罪が暴かれるごとに人の醜さや物理的な惨さが加わっていきますね
最後に追い込まれたとある人物がぶっ飛び始め、バイオレンス方面に一気舵を切り面白かったです

こりゃくだらなそうなパチモノ見つけた!と思ったら、意外と雰囲気も良く楽しめちゃいました!!
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