色々政治的な理由から日本では劇場未公開に終わっている作品。インドシナ戦争を題材に取っているだけにタブー視される要素てんこ盛りでちょっと気構えてしまう。差別意識剥き出しで凄い。
本作が独創的だと思っ…
初期カラー西部劇の夜明けくらいにしか見えない真夜中だとか、俳優がよそ見しまくっているスクリーンプロセスの運転シーンなんかと同じで、中国人という設定のアンジー・ディキンソンや普段から英語を話すベトミン…
>>続きを読むいろいろと歴史的に難しいやつ。
インドシナ戦争を仏米側から描いている時点で、
冷戦を知らない世代のアジア人から見たら、
やっぱりどうしてもしっくり来ない部分はあるし、
でもこれこそが、
少なく…
「目に見えるものだけがすべてじゃないのよ」
1954,木曜am10:00@インドシナ
"ラッキー・レッグ"ことリアが登場すると毎回妖艶なテーマ曲みたいなの流れるの面白い。
作戦部隊が道すがら各々の…
去年書いた記録。
戦時中の報道映像と、フィクションの映像が入り混じっている。そのことによって、この映画は「歴史」から超越した作品になっている。「ラ・マルセイエーズ」が流れる場面はそのことを暗示して…
ジーン・バリーとアンジー・ディキンソンが口論をしている。此度の爆破作戦にはディキンソンの協力が不可欠だが、彼女は自分と子供を捨てた彼を許せないのだ。当の子供は我関せずとばかりにふとバリーの腕時計をい…
>>続きを読む第一次インドシナ戦争末期の1954年を舞台に人種差別の醜さとその乗り越えを描くサミュエル・フラー監督作品。いかにも中国っぽいBGMが終始流れてて、フィルムをそのまま引き延ばしたようなズーム画像の粗さ…
>>続きを読む