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KUBO/クボ 二本の弦の秘密のJINのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
3.5
とてもストップモーションアニメとは思えない滑らかさ。
そして何とも美しい映像表現。
特に折り紙は日本の創造性の象徴的な美である気さえした。
物語はファンタジックで舞台は和風でも内容は洋風に感じた。
台詞まわしなんかは妙にアメリカンやったし(笑)
字幕で観たもんやから昔の日本が舞台なのにみんな英語で喋ってるとやはり違和感が(笑)
吹き替えで観た方が良かったかもしれない。
でも、シャーリーズ・セロンやマシュー・マコノヒーやルーニー・マーラやレイフ・ファインズらが声優やってたら、字幕で観たくなるよね。

人は語り継がれることで、また生き続けるものなのかもしれない。
物語とは次の世代、またその次の世代へと大切な何かを託すという作業でもあるなあ、と。
良い行いで語り継がれることもあれば、悪い行いで反面教師的に語り継がれることもあるわけやけど…。
外国の人達が日本を舞台に丁寧に作品を作ってくれたというのが嬉しくなる。
それにしても「クボ」という名前がどうしても「久保さん」みたいな感じに思えて、その名前が最大の違和感だった(笑)
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