Shiny太田慎一郎

夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史のShiny太田慎一郎のレビュー・感想・評価

4.8
今ではMARVELと同じようなディズニーのコンテンツと化してしまいましたが、スターウォーズは娯楽映画ではありません。

意外と多くの方が知らないのですが、実はスターウォーズというのはEP4を除いてEP1-6は全て、ハリウッド映画では無く、私と同じく完全自主製作映画なのです。(その答えはこのドキュメンタリーにあります。是非ルーカスのビジネス面での秀逸さもご覧下さい。)

よく「人間や社会の本質を、普遍的、歴史的、観念的に網羅した究極の映画」というものは存在するのか探していたのですが、灯台もと暗し、一番自分の近いところに一番大事なものが存在していました。

スターウォーズというのは、人類の本質を多層的に描いた、とてもとても深くて重要な芸術作品です。

なのにあの最近の続三部作は...(といいつつレイとかカイロ・レンのグッズ買うんですけどね笑)

実は、自分は幼き頃から大のスターウォーズファンで、オタクで、よくファンのコミュニティで議論をしている自称マニアです。(劇中の言語オーラべッシュは大体読めます)

確か4年ほど前にDVDのメイキングでこのドキュメンタリーが入ってて、これを観て映画製作を決心した記憶があります。

先週4年ぶりに改めて観て、自分のルーツ、そして人類にとって未来へ重要な本質を、再確認できてとても良かったです。