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少女のmasaのレビュー・感想・評価

少女(2016年製作の映画)
3.3
これも原作既読。最後ちょっとイヤな気分になる。さすがイヤミス。

本田翼は可愛いけど、役柄的に笑顔をみせない役だから、可愛さが半減している。それでも可愛いが。
あと演技力がいろいろ言われてますが、演技派ではないからね。この人はこれでいいのでは。

死とは何か。やはり若い頃は人が死ぬ瞬間を見たいとか思っちゃうのかね……

原作の方がもっと細かく描写しているから、映画の登場人物はいまいち感情移入できなかった。ちょっと薄っぺらい感じになってしまったのが残念だった。

親友の死体を目撃したという転校生の話を聞いて以来、由紀(本田翼)は人が死ぬ瞬間を見たいと思うようになる。
高校2年生の夏休みに小児科病棟でボランティアを始めた彼女は、余命わずかな少年たちに近付き自らの願望をかなえようとする。
一方、由紀の親友でかつていじめを受けた敦子(山本美月)は、人が亡くなる瞬間を見れば生きる気力を取り戻せると考え、老人ホームでボランティアを始めるが……

「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を持つ2人の女子高生が過ごす夏休みを、それぞれの視点で描く。17歳という多感な時期の心の闇を体現する。

しかし、ここで描かれてる女子高生像は闇が深いな。
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