群青

キリング・サラザール 沈黙のミッションの群青のレビュー・感想・評価

1.7
セガール出演59作目


あらすじ
麻薬取締局のセガールは麻薬王サラザールを倒した。しかしサラザールは生きており、なんと米国政府によって保護されていたのだ。
サラザール護送の任務に就いた主人公たちに、暗殺者たちが襲いかかる!


今回のセガールは麻薬取締局。しかし彼は主人公ではない。彼が主人公を尋問するところから話が始まる。最近はセガールが脇役の方が多いね!

主人公は沈黙の傭兵でセガールにはめられた人。知ってる人は知ってるルーク・ゴスさん。
そして敵はなんとキャプテン・アメリカウィンターソルジャーでキャップと船で戦ったあのテロリスト!
技のキレはどう見てもセガールより一枚も二枚も上手なのにガールが相手だと、遅くなります。僕らはセガールの目から見てるのでしょう。セガールのゾーンに入るとそうなるのだ、多分笑

ストーリーはホテルのワンフロアを守る主人公側とサラザールが狙いのテロリストの陣取りゲームのような感じ。劣化板ダイ・ハード。
違うのは主人公がセガールに尋問される現在とホテルでの銃撃戦の過去が交互に描かれます。ここら辺も今までのセガール作品にはなかったところかな。

アクションで面白いところはありません。ルーク・ゴスや敵の方がセガールの代わりに動いてる笑
そしてみなさんマシンガンを持ってるのに、なぜか殴り合いのバトルになっていく。
物語のキーとなるサラザールは大物なのだがどう見ても、小物っぽい感じがプンプンする。
あとCGが露骨でびびった。血糊がそのままCGだ。これじゃZ級作品だ。

しかし近年のセガール作品は少しひねってあって今作もそう。セガールらしからぬ斜め上の展開が幾つかあり、ラストだけは面白く感じる。途中セリフにカイザー・ソゼの名前が出てくるあたり少し狙っているんだろう笑

続編もありそうだけどやるんかな。でももういいかな笑
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