ハレルヤ

卒業白書のハレルヤのレビュー・感想・評価

卒業白書(1983年製作の映画)
3.3
高校3年生のジョエル。両親が旅行に行く事になり、自由気ままに過ごそうとするも、友人が娼婦を呼んだことから騒動に巻き込まれてしまう青春映画。

今やハリウッドトップスターであるトム・クルーズのキャリア初期の主演作。当時20歳の若さあふれる姿が堪能できます。(還暦過ぎた今も十分若々しいけど笑)

男子高校生らしくセックスに興味満点で、両親が不在な事を良い事に、存分に羽根を伸ばそうとする。そしたらトラブルだらけ。親が帰ってくる前に何とかしないと…的なお話。

正直そこまで面白くはないですね。コメディにしては中途半端だし、下ネタ青春映画としても振り切りが足りないし、全体的に盛り上げ不足。

それでも誰も居ない家でYシャツとブリーフ姿になり、ロックを鳴らして踊るトムの姿は後のスターになる片鱗が感じられますし、この作品以降も活躍するレベッカ・デモーネイの美しさも必見。本作の共演でトムとレベッカも当時本当に付き合った裏話を頭に入れながら見るとまた面白味があります。

ここから3年後の「トップガン」で完全にスターの座を掴むトム。彼の世界的ブレイク直前の姿を見たい人ならば間違いなくお勧めです。
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