風来のリヨナ

セクター1の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

セクター1(2015年製作の映画)
1.9
泥臭い未来。

SFの地球は貧困や戦争で汚染されるため、汚染される。それらの災難から逃れるべく建築された壁。内側に平和な社会を作り上げ、セクター1〜3までが完成。1が上流で他はボロボロなので貧困層は皆1に行きたがってる。

そんなセクター2で警察やってるマグナソンくんは、いい加減な署の連中と違い正義漢。ある日、通報しセクター1の警察に任せた事件が大当たりだったらしく、セクター1に引き抜かれることに。しかし、その事件の違和感を調べていくと何やら陰謀が渦巻いており…みたいな。

あまり未来を感じないドタドタ調査もので、予算の低さと人物の解像度の低さが目立つ。なんだかよく分からない人となんだかよく分からない人とがイザコザして、なんだかよく分からない解決がある。かなり無味。セクター2の荒廃感は少しよかった。

個人的に気に入ったのは、気になりすぎる”虫のドラッグ”と、「金魚」呼びしてくる汚いフロイドです。
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