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レプリカント・イブのYSKのレビュー・感想・評価

レプリカント・イブ(2015年製作の映画)
2.9
2015年に製作されたのが嘘のようにベタで昭和チックな特撮作品

とある研究所で極秘裏に開発されたイブという名前のアンドロイドが各国の武器商人にお披露目されるも、とあるトラブルをきっかけに研究所外へ放り出されてしまう
大学生の主人公は想いをよせる同級生に告白すべくふたりの親友に手伝ってもらいながら雰囲気をつくるもあえなく失敗し、同級生は怒って帰ってしまう
それを追いかけようとした主人公が見たのは、同級生と全く同じ外見をしたイブだった
そして、研究所と地下組織の魔の手が主人公に迫るのであった…というお話

イブと同級生の取り違え、「キスとはなんですか?」、親友たちのウザ絡み、一方的に説明しておいて「知ってしまったからには帰すわけにはいかない」、お金という概念がないせいで泥棒扱い、よく言えば間違いの起きようもないシナリオですが、今はすでに平成を終えた令和の時代です、化石かモノリスを解読しなければ参考にならないこのシナリオで戦い抜くことはほぼ不可能でしょう

監督は長年『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』に携われた方なのでアクションシーンは見られたものになっております
あとポスター等の順番的にさぞ重要人物かのように蝶野正洋の名前が書いてありますが、出演時間1分程度のチョイ役です
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