エビフライ

シング・ストリート 未来へのうたのエビフライのレビュー・感想・評価

3.8
好きな女の子の気を引くために咄嗟にバンドをやってると言ったことで、本当にバンドを始めて思わず、人生が変わる話です。

80年代のアイルランドが舞台ということで、デュラン・デュランやアーハの曲が出てきて、当時のティーンはこんな感じで彼らに胸を躍らせていたのかなと。高校生が主人公で仲間とこうしよう!ああしよう!と言いながら、バンド活動をするのは楽しそうで、好きな女の子も出てきますが、アメリカの青春ものみたいにキラキラ、きゅんきゅんではない笑

アイルランドという地域柄か、どこか閉塞感があり、登場人物たちがここを出たいと思うのは、リトルダンサーを思い出させます。

オリジナル曲のクオリティが高く、聞いていて心地が良いです。ベースのエイモンが作曲もできて、楽器もいくつかできて才能の塊。
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