まつこ

罪とバスのまつこのレビュー・感想・評価

罪とバス(2016年製作の映画)
3.5
ndjc 若手映画作家育成プロジェクト2015 その1。

やりきれない日々の中で色んな罪を背負いながらみんな懸命に生きている。前を向くことをやめない男の真剣な眼差しに突き動かされる一作。

ワーゲンバスの可愛さってやっぱりハンパないな。バスってまたなんかいいよね。

30分では盛りだくさんな人生模様。さびれた街がまた合う。苗木さんの場末感。家庭的なカレーがまたスナックに合う。

走り続けるって大変だけど止まることはいつでもできる。

監督も関西の方のようなので仕方ないのかもですが、関西弁だと余計にいやらしさや生々しさが出てやだったな。生粋の大阪人としてはこのイメージが全国区なんだろーなというのがちょっとやでした。

人生の不条理さをひしひしと感じた後のラストは良かった!

とりあえず今から一緒に、これから一緒に、ロングコートのアイツを殴りに行きませんか?
まつこ

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