YasuhitoArai

赤い夜のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

赤い夜(1974年製作の映画)
3.9
ジョルジュ・フランジュ監督作品。
テンプル騎士団の研究をしている教授が殺害される事件が発生。事件の発生を受けて甥がスペインから帰ってくるが・・・という話。

悪の親玉が赤マスクで目がぎろりとしていて、怖さを感じさせるいいキャラをしている。人を普通に殺す冷血さを持っていて、ファントマみたい。『ジュデックス』をリメイクしたりと、ジョルジュ・フランジュがルイ・フイヤードが好きな感じが伝わってくる。

サスペンス要素が中心ながら、ところどころぬけていて笑わせる。ゾンビ軍団が出たりと面白い。
連続活劇みたいにゆるい繋がりを持ったエピソードが展開されながら、最後の終わりがかなり唐突。
吹き矢とクナイが手から発射されるギミックが面白い。屋根での闘いシーンも良かった。
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