緑

赤い夜の緑のネタバレレビュー・内容・結末

赤い夜(1974年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

テンプル騎士団の財宝を探している連中と、
テンプル騎士団の財宝を狙っている連中と、
殺された財宝探しのひとりの甥とその彼女と
彼女を好きな詩人探偵と警察の
へっぽこな諍いの話。

スロー展開でへっぽこだと知らずに観たら
絶対に寝ていた。
知っていてもモノクロなら寝ていた。

一番緊張したのは狙っている連中の親玉が
再び老婆に化けて店から出てきたところ。
まさかこのまま終わるのでは……とハラハラ。
で、ほんとになにも解決せずに終わった。
すごい!
見事なぶん投げ!
こんなのが商業作品だなんて!
でも嫌いじゃない。

重厚なデザインの小道具やセットも
汚しがないせいで全てハリボテにしか見えない。
全然プロの仕事じゃない。
すごい!

詩人探偵だけはへっぽこながらも
無意識有能。
一番突っ込みたかったところ。
人形が人間のふりして運転席にいる
タクシーに乗るな!
緑