この手のドキュメンタリーはあまり好きじゃなく、ちょっと苦手。主演の女性は、やたらと自信過剰でうぬぼれ屋と感じた。発言を聞いていると、とにかく鼻につく。それが狙いなのかもしれないけど。でも、ダンスシーンは素晴らしいく、圧倒される。特にビルの屋上で踊るシーン。心情も加味していて、夜の街が美しく映える。
それと、ブエノスアイレスの街の夜景の俯瞰ショットがシーン間にやたらと入る。これは意味があるのか。ヴィム･ヴェンダースが総指揮とのこと。それでこんなショットが多いのか。あと、日本での公演シーンが妙に長くて、日本人のアナウンスまで付いてくる。リアルさは感じたが、これもヴェンダースの好みでこんな演出なのか。これは、拍子抜けで残念に感じたが･･･。
