諒

ブルータスの心臓の諒のレビュー・感想・評価

ブルータスの心臓(2011年製作の映画)
3.3
いつかは社長の座をと野心家の末永拓也は、社長の娘に近付き交際していた。
だが、拓也と肉体関係を持つ康子が妊娠。
拓也は堕胎する様に言うが、康子は堕胎を拒む。
困り果てた拓也を室長の仁科が呼び出す。
そこには同僚の橋本もおり、室長を含め康子は三人と関係していたと言われる。
三人の内、誰の子だか分からない状態。
そして康子は三人にとって邪魔な存在。
三人はそれぞれ役割を分担し、康子を殺す事にする。
カードで役割を決め、室長は康子を殺し、康子の死体は拓也が運び、死体の始末を橋本がする事に決まる。
それぞれにアリバイを作り、康子殺害実行の日、拓也は死体を橋本の元に運ぶ。
橋本の車に康子の死体を積み込む時、拓也は康子の死体ではないと気付き死体を確認。
その死体は康子を殺すはずの室長であった。

藤原竜也の演技はやはりいい!
かっこよかった!
最後、あれ?騙された?と思ったら、騙されていなかった。笑
ラストは悲しく、どこで人生がこうなってしまったのか。
拓也の幼少期~人工知能ロボットの第一人者になるまでのエピソードが見たかった。
少し物足りなさを感じた。
諒